1<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> 2<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd"> 3<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" lang="ja" xml:lang="ja"><head><!-- 4 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 5 This file is generated from xml source: DO NOT EDIT 6 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 7 --> 8<title>mod_proxy_ajp - Apache HTTP サーバ</title> 9<link href="/style/css/manual.css" rel="stylesheet" media="all" type="text/css" title="Main stylesheet" /> 10<link href="/style/css/manual-loose-100pc.css" rel="alternate stylesheet" media="all" type="text/css" title="No Sidebar - Default font size" /> 11<link href="/style/css/manual-print.css" rel="stylesheet" media="print" type="text/css" /><link rel="stylesheet" type="text/css" href="/style/css/prettify.css" /> 12<script src="/style/scripts/prettify.js" type="text/javascript"> 13</script> 14 15<link href="/images/favicon.ico" rel="shortcut icon" /></head> 16<body> 17<div id="page-header"> 18<p class="menu"><a href="/mod/">モジュール</a> | <a href="/mod/directives.html">ディレクティブ</a> | <a href="http://wiki.apache.org/httpd/FAQ">FAQ</a> | <a href="/glossary.html">用語</a> | <a href="/sitemap.html">サイトマップ</a></p> 19<p class="apache">Apache HTTP サーバ バージョン 2.2</p> 20<img alt="" src="/images/feather.gif" /></div> 21<div class="up"><a href="./"><img title="<-" alt="<-" src="/images/left.gif" /></a></div> 22<div id="path"> 23<a href="http://www.apache.org/">Apache</a> > <a href="http://httpd.apache.org/">HTTP サーバ</a> > <a href="http://httpd.apache.org/docs/">ドキュメンテーション</a> > <a href="../">バージョン 2.2</a> > <a href="./">モジュール</a></div> 24<div id="page-content"> 25<div id="preamble"><h1>Apache モジュール mod_proxy_ajp</h1> 26<div class="toplang"> 27<p><span>翻訳済み言語: </span><a href="/en/mod/mod_proxy_ajp.html" hreflang="en" rel="alternate" title="English"> en </a> | 28<a href="/ja/mod/mod_proxy_ajp.html" title="Japanese"> ja </a></p> 29</div> 30<div class="outofdate">この日本語訳はすでに古くなっている 31 可能性があります。 32 最近更新された内容を見るには英語版をご覧下さい。 33 </div> 34<table class="module"><tr><th><a href="module-dict.html#Description">説明:</a></th><td><code class="module"><a href="/mod/mod_proxy.html">mod_proxy</a></code> で AJP 35をサポートするためのモジュール</td></tr> 36<tr><th><a href="module-dict.html#Status">ステータス:</a></th><td>Extension</td></tr> 37<tr><th><a href="module-dict.html#ModuleIdentifier">モジュール識別子:</a></th><td>proxy_ajp_module</td></tr> 38<tr><th><a href="module-dict.html#SourceFile">ソースファイル:</a></th><td>mod_proxy_ajp.c</td></tr></table> 39<h3>概要</h3> 40 41 <p>本モジュールには <code class="module"><a href="/mod/mod_proxy.html">mod_proxy</a></code> が<em>必要です</em>。 42 <code>Apache JServ Protocol version 1.3</code> (以降 <em>AJP13</em>) 43 をサポートします。</p> 44 45 <p><code>AJP13</code> プロトコルを扱えるようにするには 46 <code class="module"><a href="/mod/mod_proxy.html">mod_proxy</a></code> と <code class="module"><a href="/mod/mod_proxy_ajp.html">mod_proxy_ajp</a></code> 47 をサーバに組み込む必要があります。</p> 48 49 <div class="warning"><h3>警告</h3> 50 <p><a href="#access">安全なサーバにする</a>までプロクシ機能は有効にしないでください。 51 オープンプロキシサーバはあなた自身のネットワークにとっても、 52 インターネット全体にとっても危険です。</p> 53 </div> 54</div> 55<div id="quickview"><h3 class="directives">ディレクティブ</h3> 56<p>このモジュールにディレクティブはありません。</p> 57<h3>トピック</h3> 58<ul id="topics"> 59<li><img alt="" src="/images/down.gif" /> <a href="#overviewprotocol">プロトコルの概要</a></li> 60<li><img alt="" src="/images/down.gif" /> <a href="#basppacketstruct">基本パケット構造</a></li> 61<li><img alt="" src="/images/down.gif" /> <a href="#rpacetstruct">リクエストパケット構造</a></li> 62<li><img alt="" src="/images/down.gif" /> <a href="#resppacketstruct">レスポンスパケット構造</a></li> 63</ul><h3>参照</h3> 64<ul class="seealso"> 65<li><code class="module"><a href="/mod/mod_proxy.html">mod_proxy</a></code></li> 66</ul><ul class="seealso"><li><a href="#comments_section">コメント</a></li></ul></div> 67<div class="top"><a href="#page-header"><img alt="top" src="/images/up.gif" /></a></div> 68<div class="section"> 69<h2><a name="overviewprotocol" id="overviewprotocol">プロトコルの概要</a></h2> 70 <p><code>AJP13</code> プロトコルはパケット指向です。 71 可読なプレーンテキスト形式ではなくバイナリ形式になったのは、 72 おそらくパフォーマンス上の理由によります。 73 ウェブサーバはサーブレットコンテナと TCP コネクションで通信します。 74 ソケット生成は重い処理なので、負荷を減らすために、サーブレットコンテナとの 75 TCP 接続を維持し、複数のリクエスト・レスポンス処理サイクルに対して一つの 76 コネクションを使いまわすようになっています。</p> 77 <p>あるリクエストにコネクションが割り当てられると、その処理サイクルが 78 完了するまで他のものに使われることはありません。 79 つまりコネクション上では、リクエストの同時処理は行われません。 80 このため、コネクション両端での実行するコードを簡潔にできる一方で、 81 同時に開くコネクションは多くなっています。</p> 82 <p>サーブレットコンテナへのコネクションを開いた後は、コネクションの状態は 83 次のどれかになります:</p> 84 <ul> 85 <li> Idle <br />コネクション上で処理されているリクエストはありません。</li> 86 <li> Assigned <br />コネクションはリクエストを処理中です。</li> 87 </ul> 88 <p>コネクションが特定のリクエストにアサインされると、基本的な情報 (例えば 89 HTTP ヘッダ等) が圧縮された形 (例えば通常の文字列は整数にエンコードされます) 90 で転送されます。詳細は下記の「リクエストパケットの構造」を参照してください。 91 リクエストにボディが存在 <code>(content-length > 0)</code> すれば、 92 基本的な情報の直後に別パケットで転送されます。</p> 93 <p>この時点でおそらく、サーブレットコンテナは処理を開始できるようになります。 94 ですので、次のメッセージをウェブサーバに戻して知らせられるようになります。</p> 95 <ul> 96 <li>SEND_HEADERS <br />ブラウザにヘッダを送信します。</li> 97 <li>SEND_BODY_CHUNK <br />ブラウザにボディデータのチャンクを送ります。 98 </li> 99 <li>GET_BODY_CHUNK <br />リクエストのデータを全て受け取り終わっていないときに、 100 残っているデータを受け取ります。パケットにある定まった最大長があり、任意の 101 大きさのデータがリクエストのボディとして含まれうる場合 102 (例えばファイルのアップロードの場合) に必要となります。 103 (注: HTTP のチャンク転送とは関連ありません。)</li> 104 <li>END_RESPONSE <br />リクエスト処理サイクルを終了します。</li> 105 </ul> 106 <p>個々のメッセージはそれぞれ異なるデータパケット形式になっています。 107 後述の「レスポンスパケットの構造」を参照してください。</p> 108</div><div class="top"><a href="#page-header"><img alt="top" src="/images/up.gif" /></a></div> 109<div class="section"> 110<h2><a name="basppacketstruct" id="basppacketstruct">基本パケット構造</a></h2> 111 <p>このプロトコルには XDR から受け継いだ部分が少しありますが、多くの点で 112 異なります (例えば 4 バイトアライメントでないことなど) 。</p> 113 <p>バイトオーダー: 個々のバイトのエンディアンがどうなっているかは、 114 私は詳しくないのですが、リトルエンディアンになっていると思います。 115 XDR 仕様でそうなっているのと、素晴らしいことに sys/socket ライブラリが 116 (C で) そういう風にできているのでそうなのだと思いました。 117 ソケット呼び出しの内部についてより詳しい方がいらっしゃいましたら、 118 ご教授ください。</p> 119 <p>プロトコルには 4 つのデータタイプがあります: byte, boolean, 120 integer, string です。</p> 121 <dl> 122 <dt><strong>Byte</strong></dt><dd>バイト一つです。</dd> 123 <dt><strong>Boolean</strong></dt> 124 <dd>バイト一つで、<code>1 = true</code>, <code>0 = false</code> です。 125 (C のように) 非零を真として扱ってしまうと、ある場合は動くかもしれませんし、 126 動かないかもしれません。</dd> 127 <dt><strong>Integer</strong></dt> 128 <dd><code>0 から 2^16 (32768)</code> の範囲の数字。高次の 2 バイトが 129 先に格納されます。</dd> 130 <dt><strong>String</strong></dt> 131 <dd>可変長の文字列 (2^16 が長さの上限) 。長さ情報のパケット 2 バイトの後に 132 文字列 (終端文字 '\0' を含む) が続く形式でエンコードされます。 133 エンコードされている長さ情報は最後の '\0' を<strong>カウントしない</strong> 134 ことに注意してください――これは <code>strlen</code> と同様です。 135 これらの終端文字をスキップするために、あまり意味の無いインクリメント文 136 をたくさん書かないといけないのは、 137 Java の側から見ると少し紛らわしく感じられるかもしれません。 138 こうなった理由はおそらく、Servlet コンテナから返される文字列を読み出す時に、 139 効率よく C のコードを書けるようにする――サーブレットから返される 140 文字列は \0 文字で終端されているので、C のコードではわざわざコピーをせずに、 141 一つのバッファへのリファレンスを取り回すように書くことができる―― 142 ためだと思われます。 143 '\0' 文字がない場合は、C では文字列の規則に合うようにコピーしなければ 144 いけなくなってしまいます。</dd> 145 </dl> 146 147 <h3>パケットサイズ</h3> 148 <p>多くのコードでそうなっているのですが、パケットサイズの最大サイズは 149 <code>8 * 1024 (8K)</code> です。パケットの実際の長さはヘッダに 150 エンコードされて入っています。</p> 151 152 <h3>パケットヘッダ</h3> 153 <p>サーバからコンテナに送出されるパケットは <code>0x1234</code> で始まります。 154 コンテナからサーバに送られるパケットは <code>AB</code> (ASCII コード A と 155 ASCII コード B) で始まります。この二バイトの後に、ペイロード長が (上記の形式で) 156 続きます。このため、ペイロード長の最大値は 2^16 にできるように思えますが、 157 実際にはコードでは最大値は 8K に設定されています。</p> 158 <table> 159 <tr> 160 <td colspan="6"><em>パケット形式 (Server->Container)</em></td> 161 </tr> 162 <tr> 163 <td>Byte</td> 164 <td>0</td> 165 <td>1</td> 166 <td>2</td> 167 <td>3</td> 168 <td>4...(n+3)</td> 169 </tr> 170 <tr> 171 <td>Contents</td> 172 <td>0x12</td> 173 <td>0x34</td> 174 <td colspan="2">データ長 (n)</td> 175 <td>Data</td> 176 </tr> 177 </table> 178 <table> 179 <tr> 180 <td colspan="6"><em>パケット形式 (Container->Server)</em></td> 181 </tr> 182 <tr> 183 <td>Byte</td> 184 <td>0</td> 185 <td>1</td> 186 <td>2</td> 187 <td>3</td> 188 <td>4...(n+3)</td> 189 </tr> 190 <tr> 191 <td>Contents</td> 192 <td>A</td> 193 <td>B</td> 194 <td colspan="2">データ長 (n)</td> 195 <td>Data</td> 196 </tr> 197 </table> 198 <p>ほとんどのパケットで、ペイロードの最初のバイトがメッセージの型をエンコード 199 しています。例外はサーバからコンテナに送られるリクエストボディパケットです 200 ――これらは標準的なパケット形式 (<code>0x1234</code> とパケット長) 201 ですが、その後に続くプレフィックスコードがありません。</p> 202 <p>ウェブサーバは次のメッセージをサーブレットコンテナに送出できます。</p> 203 <table> 204 <tr> 205 <td>コード</td> 206 <td>パケットの型</td> 207 <td>意味</td> 208 </tr> 209 <tr> 210 <td>2</td> 211 <td>Forward Request</td> 212 <td>リクエスト処理サイクルを後続のデータとともに開始する。</td> 213 </tr> 214 <tr> 215 <td>7</td> 216 <td>Shutdown</td> 217 <td>ウェブサーバがコンテナに、コンテナを終了するように伝える。</td> 218 </tr> 219 <tr> 220 <td>8</td> 221 <td>Ping</td> 222 <td>ウェブサーバがコンテナに制御を受け持つように伝える 223 (セキュアログインフェーズ) 。</td> 224 </tr> 225 <tr> 226 <td>10</td> 227 <td>CPing</td> 228 <td>ウェブサーバがコンテナに CPong で即座に応答するように伝える。</td> 229 </tr> 230 <tr> 231 <td>none</td> 232 <td>Data</td> 233 <td>サイズ (2 バイト) とそれに続くボディデータ。</td> 234 </tr> 235 </table> 236 <p>基本的なセキュリティを確保するため、ホストされているマシンと同一の 237 マシンからのリクエストに対してのみ、コンテナは実際に <code>Shutdown</code> 238 を実行します。</p> 239 <p>最初の <code>Data</code> パケットは、<code>Forward Request</code> 240 の直後にウェブサーバから送られます。</p> 241 <p>サーブレットコンテナはウェブサーバに、次のタイプのメッセージを送ることが 242 できます :</p> 243 <table> 244 <tr> 245 <td>コード</td> 246 <td>パケットの型</td> 247 <td>意味</td> 248 </tr> 249 <tr> 250 <td>3</td> 251 <td>Send Body Chunk</td> 252 <td>サーブレットコンテナからウェブサーバに 253 (そしておそらくそのままブラウザに)、ボディのチャンクを送る。</td> 254 </tr> 255 <tr> 256 <td>4</td> 257 <td>Send Headers</td> 258 <td>サーブレットコンテナからウェブサーバに (そしておそらくそのままブラウザに) 259 レスポンスヘッダを送る。</td> 260 </tr> 261 <tr> 262 <td>5</td> 263 <td>End Response</td> 264 <td>レスポンス (つまりリクエスト処理サイクル) 終了の目印を送る。 265 </td> 266 </tr> 267 <tr> 268 <td>6</td> 269 <td>Get Body Chunk</td> 270 <td>まだ全て転送されていない場合、残っているリクエストのデータを受け取る。 271 </td> 272 </tr> 273 <tr> 274 <td>9</td> 275 <td>CPong 応答</td> 276 <td>CPing リクエストに応答する。</td> 277 </tr> 278 </table> 279 <p>上記メッセージは、それぞれ内部構造が異なっています。詳細は下記をご覧ください。 280 </p> 281 282</div><div class="top"><a href="#page-header"><img alt="top" src="/images/up.gif" /></a></div> 283<div class="section"> 284<h2><a name="rpacetstruct" id="rpacetstruct">リクエストパケット構造</a></h2> 285 <p>サーバからコンテナへ送られるメッセージが 286 <em>Forward Request</em> 型の場合 :</p> 287 <div class="example"><pre> 288AJP13_FORWARD_REQUEST := 289 prefix_code (byte) 0x02 = JK_AJP13_FORWARD_REQUEST 290 method (byte) 291 protocol (string) 292 req_uri (string) 293 remote_addr (string) 294 remote_host (string) 295 server_name (string) 296 server_port (integer) 297 is_ssl (boolean) 298 num_headers (integer) 299 request_headers *(req_header_name req_header_value) 300 attributes *(attribut_name attribute_value) 301 request_terminator (byte) OxFF 302 </pre></div> 303 <p><code>request_headers</code> は次のような構造になっています : 304 </p><div class="example"><pre> 305req_header_name := 306 sc_req_header_name | (string) [see below for how this is parsed] 307 308sc_req_header_name := 0xA0xx (integer) 309 310req_header_value := (string) 311</pre></div> 312 <p><code>属性</code> はオプションで、次のような構造をしています :</p> 313 <div class="example"><pre> 314attribute_name := sc_a_name | (sc_a_req_attribute string) 315 316attribute_value := (string) 317 318 </pre></div> 319 <p>もっとも重要なヘッダは <code>content-length</code> だということに 320 注意してください。コンテナは次のパケットを探すかどうかを、 321 それを見て決めるからです。</p> 322 <h3>Forward Request 要素の詳細な説明 323 </h3> 324 <h3>Request prefix</h3> 325 <p>リクエストについては全て、この値は 2 になります。他の Prefix コードの詳細は 326 上記をご覧ください。</p> 327 328 <h3>Method</h3> 329 <p>HTTP メソッドは 1 バイトにエンコードされます :</p> 330 <table> 331 <tr><td>Command Name</td><td>Code</td></tr> 332 <tr><td>OPTIONS</td><td>1</td></tr> 333 <tr><td>GET</td><td>2</td></tr> 334 <tr><td>HEAD</td><td>3</td></tr> 335 <tr><td>POST</td><td>4</td></tr> 336 <tr><td>PUT</td><td>5</td></tr> 337 <tr><td>DELETE</td><td>6</td></tr> 338 <tr><td>TRACE</td><td>7</td></tr> 339 <tr><td>PROPFIND</td><td>8</td></tr> 340 <tr><td>PROPPATCH</td><td>9</td></tr> 341 <tr><td>MKCOL</td><td>10</td></tr> 342 <tr><td>COPY</td><td>11</td></tr> 343 <tr><td>MOVE</td><td>12</td></tr> 344 <tr><td>LOCK</td><td>13</td></tr> 345 <tr><td>UNLOCK</td><td>14</td></tr> 346 <tr><td>ACL</td><td>15</td></tr> 347 <tr><td>REPORT</td><td>16</td></tr> 348 <tr><td>VERSION-CONTROL</td><td>17</td></tr> 349 <tr><td>CHECKIN</td><td>18</td></tr> 350 <tr><td>CHECKOUT</td><td>19</td></tr> 351 <tr><td>UNCHECKOUT</td><td>20</td></tr> 352 <tr><td>SEARCH</td><td>21</td></tr> 353 <tr><td>MKWORKSPACE</td><td>22</td></tr> 354 <tr><td>UPDATE</td><td>23</td></tr> 355 <tr><td>LABEL</td><td>24</td></tr> 356 <tr><td>MERGE</td><td>25</td></tr> 357 <tr><td>BASELINE_CONTROL</td><td>26</td></tr> 358 <tr><td>MKACTIVITY</td><td>27</td></tr> 359 </table> 360 <p>今後の ajp13 バージョンでは、この一覧にない、今後追加されるメソッドを 361 送るかもしれません。</p> 362 363 <h3>protocol, req_uri, remote_addr, remote_host, server_name, 364 server_port, is_ssl</h3> 365 <p>これらはまさに文字通りのものです。どれも必要で、リクエストの毎回につき 366 送られます。</p> 367 368 <h3>Headers</h3> 369 <p><code>request_headers</code> の構造は次のようなものです : 370 まずヘッダの数 <code>num_headers</code> がエンコードされます。 371 次にヘッダ名 <code>req_header_name</code> / 値 <code>req_header_value</code> 372 の組が続きます。効率のため、一般的なヘッダは整数でエンコードして転送します。 373 ヘッダ名が基本ヘッダの一覧に無い場合は、通常通り (文字列として、長さ 374 プレフィックス付きで) 転送されます。一般的なヘッダ 375 <code>sc_req_header_name</code> の一覧とそのコードは次の通りです 376 (どれも大文字小文字を区別します) :</p> 377 <table> 378 <tr><td>名前</td><td>コードの値</td><td>コード名</td></tr> 379 <tr><td>accept</td><td>0xA001</td><td>SC_REQ_ACCEPT</td></tr> 380 <tr><td>accept-charset</td><td>0xA002</td><td>SC_REQ_ACCEPT_CHARSET 381 </td></tr> 382 <tr><td>accept-encoding</td><td>0xA003</td><td>SC_REQ_ACCEPT_ENCODING 383 </td></tr> 384 <tr><td>accept-language</td><td>0xA004</td><td>SC_REQ_ACCEPT_LANGUAGE 385 </td></tr> 386 <tr><td>authorization</td><td>0xA005</td><td>SC_REQ_AUTHORIZATION</td> 387 </tr> 388 <tr><td>connection</td><td>0xA006</td><td>SC_REQ_CONNECTION</td></tr> 389 <tr><td>content-type</td><td>0xA007</td><td>SC_REQ_CONTENT_TYPE</td> 390 </tr> 391 <tr><td>content-length</td><td>0xA008</td><td>SC_REQ_CONTENT_LENGTH</td> 392 </tr> 393 <tr><td>cookie</td><td>0xA009</td><td>SC_REQ_COOKIE</td></tr> 394 <tr><td>cookie2</td><td>0xA00A</td><td>SC_REQ_COOKIE2</td></tr> 395 <tr><td>host</td><td>0xA00B</td><td>SC_REQ_HOST</td></tr> 396 <tr><td>pragma</td><td>0xA00C</td><td>SC_REQ_PRAGMA</td></tr> 397 <tr><td>referer</td><td>0xA00D</td><td>SC_REQ_REFERER</td></tr> 398 <tr><td>user-agent</td><td>0xA00E</td><td>SC_REQ_USER_AGENT</td></tr> 399 </table> 400 <p>これを読み込む Java のコードでは、最初の 2 バイト整数を取り込み、 401 目印になるバイト <code>'0xA0'</code> であれば、ヘッダ名の配列の 402 インデックスを使います。先頭バイトが <code>0xA0</code> でない場合は、 403 先頭 2 バイトは文字列長を表す整数であると解釈し、読み込みはじめます。</p> 404 <p>ヘッダ名の長さは <code>0x9999 (==0xA000 -1)</code> 以上にならないという 405 仮定の下に動いていて、少しあいまいですが合理的な挙動になっています。</p> 406 <div class="note"><h3>注:</h3> 407 <code>content-length</code> ヘッダはとても重要です。 408 存在していて非ゼロであれば、リクエストにはボディがある (例えば POST 409 リクエスト) と推測し、そのボディを取り込むために 410 直後のパケットを入力ストリームから読み込みはじめます。 411 </div> 412 413 <h3>属性</h3> 414 <p><code>?</code> プレフィックスで始まる属性 (例 <code>?context</code>) 415 は。省略可能です。それぞれ属性の型を示す 1 バイトのコードと、 416 値の文字列が続きます。 417 これらは順不同で送ることができます (C のコードは常に下の一覧順に 418 送るようですが) 。 419 オプションの属性のリストの最後には、特別な終了コードが送られます。 420 コードの一覧は : </p> 421 <table> 422 <tr><td>Information</td><td>Code Value</td><td>Note</td></tr> 423 <tr><td>?context</td><td>0x01</td><td>未実装 424 </td></tr> 425 <tr><td>?servlet_path</td><td>0x02</td><td>未実装 426 </td></tr> 427 <tr><td>?remote_user</td><td>0x03</td><td /></tr> 428 <tr><td>?auth_type</td><td>0x04</td><td /></tr> 429 <tr><td>?query_string</td><td>0x05</td><td /></tr> 430 <tr><td>?jvm_route</td><td>0x06</td><td /></tr> 431 <tr><td>?ssl_cert</td><td>0x07</td><td /></tr> 432 <tr><td>?ssl_cipher</td><td>0x08</td><td /></tr> 433 <tr><td>?ssl_session</td><td>0x09</td><td /></tr> 434 <tr><td>?req_attribute</td><td>0x0A</td><td>Name (the name of the 435 attribute follows)</td></tr> 436 <tr><td>?ssl_key_size</td><td>0x0B</td><td /></tr> 437 <tr><td>are_done</td><td>0xFF</td><td>request_terminator</td></tr> 438 </table> 439 <p><code>context</code> と <code>servlet_path</code> は現在の C の 440 コードではセットされていません。また、ほとんどの Java のコードでも、 441 このフィールドで何が送られても無視されます (これらのコードの後に文字列が 442 送られると壊れるものもあります)。 443 これがバグなのか、単に未実装なのか、歴史的経緯で残っているコードなのか 444 分かりませんが、コネクションの両側ともで見当たりません。</p> 445 <p><code>remote_user</code> と <code>auth_type</code> はおそらく 446 HTTP レベルの認証を参照していて、リモートユーザのユーザ名と認証に使用した 447 タイプ (例 Basic, Digest) についてやり取りします。</p> 448 <p><code>query_string</code>, <code>ssl_cert</code>, 449 <code>ssl_cipher</code>, <code>ssl_session</code> 450 は HTTP と HTTPS の対応する部分を参照します。</p> 451 <p><code>jvm_route</code> はスティッキーセッションのサポート―― 452 ロードバランスしている複数のサーバ中の特定の Tomcat インスタンスと、 453 ユーザのセッションとを紐付ける機能――に使われます。</p> 454 <p>この基本属性一覧に無いものについては、<code>req_attribute</code> 455 コード <code>0x0A</code> 経由で属性を何個でも送ることができます。 456 属性の名前と値の文字列の組を、それぞれこのコードの直後に送ります。 457 環境変数はこの方法で伝えられます。</p> 458 <p>最後に属性が全て送信された後に、属性の終端を示す <code>0xFF</code> 459 が送出されます。この信号は属性の一覧の終わりを示すと同時に、リクエスト 460 パケットの終端をも示しています。</p> 461 462</div><div class="top"><a href="#page-header"><img alt="top" src="/images/up.gif" /></a></div> 463<div class="section"> 464<h2><a name="resppacketstruct" id="resppacketstruct">レスポンスパケット構造</a></h2> 465 <p>コンテナがサーバに送り返すことのできるメッセージ:</p> 466 <div class="example"><pre> 467AJP13_SEND_BODY_CHUNK := 468 prefix_code 3 469 chunk_length (integer) 470 chunk *(byte) 471 472 473AJP13_SEND_HEADERS := 474 prefix_code 4 475 http_status_code (integer) 476 http_status_msg (string) 477 num_headers (integer) 478 response_headers *(res_header_name header_value) 479 480res_header_name := 481 sc_res_header_name | (string) [see below for how this is parsed] 482 483sc_res_header_name := 0xA0 (byte) 484 485header_value := (string) 486 487AJP13_END_RESPONSE := 488 prefix_code 5 489 reuse (boolean) 490 491 492AJP13_GET_BODY_CHUNK := 493 prefix_code 6 494 requested_length (integer) 495 </pre></div> 496 <h3>詳細 :</h3> 497 <h3>Send Body Chunk</h3> 498 <p>チャンクは基本的にはバイナリデータで、ブラウザに直接送られます。</p> 499 500 <h3>Send Headers</h3> 501 <p>ステータスコードとメッセージが通常の HTTP の通信にはあります (例 502 <code>200</code> と <code>OK</code>)。レスポンスヘッダ名は、 503 リクエストヘッダ名と同様の方法でエンコードされます。 504 コードと文字列の判別方法の詳細に関しては、上記の header_encoding 505 を参照してください。 506 一般的なヘッダのコードは :</p> 507 <table> 508 <tr><td>名前</td><td>コードの値</td></tr> 509 <tr><td>Content-Type</td><td>0xA001</td></tr> 510 <tr><td>Content-Language</td><td>0xA002</td></tr> 511 <tr><td>Content-Length</td><td>0xA003</td></tr> 512 <tr><td>Date</td><td>0xA004</td></tr> 513 <tr><td>Last-Modified</td><td>0xA005</td></tr> 514 <tr><td>Location</td><td>0xA006</td></tr> 515 <tr><td>Set-Cookie</td><td>0xA007</td></tr> 516 <tr><td>Set-Cookie2</td><td>0xA008</td></tr> 517 <tr><td>Servlet-Engine</td><td>0xA009</td></tr> 518 <tr><td>Status</td><td>0xA00A</td></tr> 519 <tr><td>WWW-Authenticate</td><td>0xA00B</td></tr> 520 </table> 521 <p>コードかヘッダ文字列の直後には、ヘッダの値がエンコードされます。</p> 522 523 <h3>End Response</h3> 524 <p>リクエスト処理サイクルの終了を知らせます。<code>reuse</code> フラグが真 525 <code>(==1)</code> の場合、現在使用している TCP コネクションは次の新しい 526 リクエストに使えるようになります。<code>reuse</code> が偽 (C のコードでは 527 1 以外の全て) の場合は、コネクションを閉じることになります。</p> 528 529 <h3>Get Body Chunk</h3> 530 <p>(ボディのサイズが大きすぎて最初のパケットに収まらない場合や、 531 リクエストがチャンク転送された場合などには、) コンテナはリクエストからの 532 データ読み込み要求をします。サーバ側はそれに対して、最小 533 <code>request_length</code> 最大 <code>(8186 (8 Kbytes - 6))</code> 534 の範囲で、未転送で残っているリクエストボディの大きさのデータを 535 送り返します。<br /> 536 ボディにそれ以上データが残っていない場合 (つまりサーブレットが 537 ボディの最後を超えて読み込もうとした場合) 、サーバは 538 ペイロード長 0 の<em>空パケット</em><code>(0x12,0x34,0x00,0x00)</code> 539 を送り返します。</p> 540 541</div> 542</div> 543<div class="bottomlang"> 544<p><span>翻訳済み言語: </span><a href="/en/mod/mod_proxy_ajp.html" hreflang="en" rel="alternate" title="English"> en </a> | 545<a href="/ja/mod/mod_proxy_ajp.html" title="Japanese"> ja </a></p> 546</div><div class="top"><a href="#page-header"><img src="/images/up.gif" alt="top" /></a></div><div class="section"><h2><a id="comments_section" name="comments_section">コメント</a></h2><div class="warning"><strong>Notice:</strong><br />This is not a Q&A section. Comments placed here should be pointed towards suggestions on improving the documentation or server, and may be removed again by our moderators if they are either implemented or considered invalid/off-topic. Questions on how to manage the Apache HTTP Server should be directed at either our IRC channel, #httpd, on Freenode, or sent to our <a href="http://httpd.apache.org/lists.html">mailing lists</a>.</div> 547<script type="text/javascript"><!--//--><![CDATA[//><!-- 548var comments_shortname = 'httpd'; 549var comments_identifier = 'http://httpd.apache.org/docs/2.2/mod/mod_proxy_ajp.html'; 550(function(w, d) { 551 if (w.location.hostname.toLowerCase() == "httpd.apache.org") { 552 d.write('<div id="comments_thread"><\/div>'); 553 var s = d.createElement('script'); 554 s.type = 'text/javascript'; 555 s.async = true; 556 s.src = 'https://comments.apache.org/show_comments.lua?site=' + comments_shortname + '&page=' + comments_identifier; 557 (d.getElementsByTagName('head')[0] || d.getElementsByTagName('body')[0]).appendChild(s); 558 } 559 else { 560 d.write('<div id="comments_thread">Comments are disabled for this page at the moment.<\/div>'); 561 } 562})(window, document); 563//--><!]]></script></div><div id="footer"> 564<p class="apache">Copyright 2013 The Apache Software Foundation.<br />この文書は <a href="http://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0">Apache License, Version 2.0</a> のライセンスで提供されています。.</p> 565<p class="menu"><a href="/mod/">モジュール</a> | <a href="/mod/directives.html">ディレクティブ</a> | <a href="http://wiki.apache.org/httpd/FAQ">FAQ</a> | <a href="/glossary.html">用語</a> | <a href="/sitemap.html">サイトマップ</a></p></div><script type="text/javascript"><!--//--><![CDATA[//><!-- 566if (typeof(prettyPrint) !== 'undefined') { 567 prettyPrint(); 568} 569//--><!]]></script> 570</body></html>
