1<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> 2<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd"> 3<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" lang="ja" xml:lang="ja"><head><!-- 4 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 5 This file is generated from xml source: DO NOT EDIT 6 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 7 --> 8<title>Apache チュートリアル: Server Side Includes 入門 - Apache HTTP サーバ</title> 9<link href="/style/css/manual.css" rel="stylesheet" media="all" type="text/css" title="Main stylesheet" /> 10<link href="/style/css/manual-loose-100pc.css" rel="alternate stylesheet" media="all" type="text/css" title="No Sidebar - Default font size" /> 11<link href="/style/css/manual-print.css" rel="stylesheet" media="print" type="text/css" /><link rel="stylesheet" type="text/css" href="/style/css/prettify.css" /> 12<script src="/style/scripts/prettify.js" type="text/javascript"> 13</script> 14 15<link href="/images/favicon.ico" rel="shortcut icon" /></head> 16<body id="manual-page"><div id="page-header"> 17<p class="menu"><a href="/mod/">モジュール</a> | <a href="/mod/directives.html">ディレクティブ</a> | <a href="http://wiki.apache.org/httpd/FAQ">FAQ</a> | <a href="/glossary.html">用語</a> | <a href="/sitemap.html">サイトマップ</a></p> 18<p class="apache">Apache HTTP サーバ バージョン 2.2</p> 19<img alt="" src="/images/feather.gif" /></div> 20<div class="up"><a href="./"><img title="<-" alt="<-" src="/images/left.gif" /></a></div> 21<div id="path"> 22<a href="http://www.apache.org/">Apache</a> > <a href="http://httpd.apache.org/">HTTP サーバ</a> > <a href="http://httpd.apache.org/docs/">ドキュメンテーション</a> > <a href="../">バージョン 2.2</a> > <a href="./">How-To / チュートリアル</a></div><div id="page-content"><div id="preamble"><h1>Apache チュートリアル: Server Side Includes 入門</h1> 23<div class="toplang"> 24<p><span>翻訳済み言語: </span><a href="/en/howto/ssi.html" hreflang="en" rel="alternate" title="English"> en </a> | 25<a href="/ja/howto/ssi.html" title="Japanese"> ja </a> | 26<a href="/ko/howto/ssi.html" hreflang="ko" rel="alternate" title="Korean"> ko </a></p> 27</div> 28<div class="outofdate">この日本語訳はすでに古くなっている 29 可能性があります。 30 最近更新された内容を見るには英語版をご覧下さい。 31 </div> 32 33<p>サーバサイドインクルードによって、既存の HTML 34ドキュメントに動的なコンテンツを追加することができます。</p> 35</div> 36<div id="quickview"><ul id="toc"><li><img alt="" src="/images/down.gif" /> <a href="#related">はじめに</a></li> 37<li><img alt="" src="/images/down.gif" /> <a href="#what">SSI とは ?</a></li> 38<li><img alt="" src="/images/down.gif" /> <a href="#configuring">SSI を許可するためのサーバの設定</a></li> 39<li><img alt="" src="/images/down.gif" /> <a href="#basic">基本的な SSI ディレクティブ</a></li> 40<li><img alt="" src="/images/down.gif" /> <a href="#additionalexamples">追加の例</a></li> 41<li><img alt="" src="/images/down.gif" /> <a href="#config">他に何が設定できるのか ?</a></li> 42<li><img alt="" src="/images/down.gif" /> <a href="#exec">コマンドの実行</a></li> 43<li><img alt="" src="/images/down.gif" /> <a href="#advanced">高度な SSI テクニック</a></li> 44<li><img alt="" src="/images/down.gif" /> <a href="#conclusion">終わりに</a></li> 45</ul><ul class="seealso"><li><a href="#comments_section">コメント</a></li></ul></div> 46<div class="top"><a href="#page-header"><img alt="top" src="/images/up.gif" /></a></div> 47<div class="section"> 48<h2><a name="related" id="related">はじめに</a></h2> 49 <table class="related"><tr><th>関連モジュール</th><th>関連ディレクティブ</th></tr><tr><td><ul><li><code class="module"><a href="/mod/mod_include.html">mod_include</a></code></li><li><code class="module"><a href="/mod/mod_cgi.html">mod_cgi</a></code></li><li><code class="module"><a href="/mod/mod_expires.html">mod_expires</a></code></li></ul></td><td><ul><li><code class="directive"><a href="/mod/core.html#options">Options</a></code></li><li><code class="directive"><a href="/mod/mod_include.html#xbithack">XBitHack</a></code></li><li><code class="directive"><a href="/mod/mod_mime.html#addtype">AddType</a></code></li><li><code class="directive"><a href="/mod/core.html#setoutputfilter">SetOutputFilter</a></code></li><li><code class="directive"><a href="/mod/mod_setenvif.html#browsermatchnocase">BrowserMatchNoCase</a></code></li></ul></td></tr></table> 50 51 <p>この記事は、通常は単に SSI と呼ばれる Server Side Includes 52 を扱います。この記事においては、サーバでの SSI を許可するための設定と、 53 現在の HTML ページに動的なコンテンツを加えるためのいくつかの基本的な 54 SSI 技術を紹介します。</p> 55 56 <p>記事の後半では、SSI ディレクティブで SSI 57 と共に実行することができる条件文のような 58 幾分高度な事柄について述べています。</p> 59 60</div><div class="top"><a href="#page-header"><img alt="top" src="/images/up.gif" /></a></div> 61<div class="section"> 62<h2><a name="what" id="what">SSI とは ?</a></h2> 63 64 <p>SSI (Server Side Includes) は、HTML 65 ページ中に配置されるディレクティブであり、 66 サーバでページを提供する時に評価されます。SSI は、CGI 67 プログラムやその他の動的な技術で全てのページを提供せずに、 68 動的に生成されたコンテンツを現在の HTML ページに加えます。</p> 69 70 <p>どういう場合に SSI を使い、どういう場合にプログラムで 71 ページを完全に生成するかは、ページのうちどの程度が静的であり、 72 ページが提供されるたびに再計算する必要がどの程度あるかで通常は決定します。 73 SSI は現在時刻のような小さい情報を加えるにはうってつけの方法です。 74 しかし、そのページのほとんどの部分が提供時に生成される場合は、 75 他の方法を探す必要があります。</p> 76</div><div class="top"><a href="#page-header"><img alt="top" src="/images/up.gif" /></a></div> 77<div class="section"> 78<h2><a name="configuring" id="configuring">SSI を許可するためのサーバの設定</a></h2> 79 80 81 <p>サーバで SSI を許可するには、<code>httpd.conf</code> 82 ファイルまたは <code>.htaccess</code> 83 ファイルに次のディレクティブを指定する必要があります:</p> 84<div class="example"><p><code> 85 Options +Includes 86</code></p></div> 87 88 <p>この指定は、ファイルを SSI 89 ディレクティブで解析させることを許可するということを Apache 90 に伝えます。ほとんどの設定ではお互いを上書きできる、複数の 91 <code class="directive"><a href="/mod/core.html#options">Options</a></code> があることに 92 注意してください。おそらく、設定が最後に評価されることを 93 保証されるために、SSI を使用したいディレクトリに <code>Options</code> 94 ディレクティブを適用する必要があるでしょう。</p> 95 96 <p>全てのファイルが SSI 97 ディレクティブで解析されるというわけではありません。 98 どのファイルが解析されるかを Apache に伝える必要があります。 99 これを行なうには二つ方法があります。 100 次のディレクティブを使うことで、例えば <code>.shtml</code> 101 のような特別なファイル拡張子を持つファイルを解析するよう 102 Apache に伝えることができます:</p> 103<div class="example"><p><code> 104 AddType text/html .shtml<br /> 105 AddOutputFilter INCLUDES .shtml 106</code></p></div> 107 108 <p>この方法の欠点は、もし現在のページに SSI ディレクティブを加えたい場合、 109 それらのディレクティブが実行されるように 110 <code>.shtml</code> 拡張子にするため、そのページの名前と、 111 そのページへの全てのリンクを変更しなければならないことです。</p> 112 113 <p>もう一つの方法は、<code class="directive"><a href="/mod/mod_include.html#xbithack">XBitHack</a></code> 114 ディレクティブを使用することです:</p> 115<div class="example"><p><code> 116 XBitHack on 117</code></p></div> 118 119 <p><code class="directive"><a href="/mod/mod_include.html#xbithack">XBitHack</a></code> 120 は、ファイルの実行ビットが立っている場合、 121 SSI ディレクティブにより解析することを Apache に伝えます。 122 従って、SSI ディレクティブを現在のページに加えるためには、 123 ファイル名を変更しなくてもよく、単に <code>chmod</code> 124 を使用してファイルを実行可能にするだけで済みます。</p> 125<div class="example"><p><code> 126 chmod +x pagename.html 127</code></p></div> 128 129 <p>行なうべきではないことに関する短いコメント。時々誰かが、全ての 130 <code>.html</code> ファイルを SSI で解析するよう Apache に伝えれば、 131 わざわざ <code>.shtml</code> というファイル名にする必要がないといって 132 薦めるのを見ることでしょう。こういう人たちは、おそらく 133 <code class="directive"><a href="/mod/mod_include.html#xbithack">XBitHack</a></code> 134 について聞いたことがないのでしょう。 135 この方法について注意することは、たとえ SSI 136 ディレクティブを全く含まない場合でも、Apache がクライアントに 137 送る全てのファイルを最後まで読み込ませることになります。 138 この方法はかなり処理を遅くするものであり、良くないアイデアです。</p> 139 140 <p>もちろん、Windows ではそのような実行ビットをセット 141 するようなものはありませんのでオプションが少し制限されています。</p> 142 143 <p>デフォルトの設定では、Apache は SSI ページについて最終変更時刻や 144 コンテンツの長さを HTTP ヘッダに送りません。 145 動的なコンテンツであるため、それらの値を計算するのが難しいからです。 146 このためドキュメントがキャッシュされなくなり、 147 結果としてクライアントの性能が遅くなったように感じさせることになります。 148 これを解決する方法が二つあります:</p> 149 150 <ol> 151 <li><code>XBitHack Full</code> 設定を使用する。 152 この設定により、もともと要求されたファイルの時刻を参照し、 153 読み込まれるファイルの変更時刻を無視して最終変更時刻を決定するよう 154 Apache に伝えます。</li> 155 156 <li><a href="/mod/mod_expires.html">mod_expires</a> 157 で提供されているディレクティブを使用して、 158 ファイルが無効になる時刻を明示します。これにより、 159 ブラウザとプロキシにキャッシュが有効であることを通知します。</li> 160 </ol> 161</div><div class="top"><a href="#page-header"><img alt="top" src="/images/up.gif" /></a></div> 162<div class="section"> 163<h2><a name="basic" id="basic">基本的な SSI ディレクティブ</a></h2> 164 165 <p>SSI ディレクティブは以下の文法で記述します:</p> 166<div class="example"><p><code> 167 <!--#element attribute=value attribute=value ... --> 168</code></p></div> 169 170 <p>HTML のコメントのような書式をしているので、もし SSI 171 を正しく動作可能にしなければ、ブラウザはそれを無視するでしょう。 172 しかし、HTML ソース中では見えます。もし SSI を正しく設定したなら、 173 ディレクティブはその結果と置き換えられます。</p> 174 175 <p>element はたくさんあるものから一つ指定することができます。 176 指定できるものの大多数については、次回もう少し詳しく説明します。 177 ここでは、SSI で行なうことができる例をいくつか示します。</p> 178 179<h3><a name="todaysdate" id="todaysdate">今日の日付</a></h3> 180 181<div class="example"><p><code> 182 <!--#echo var="DATE_LOCAL" --> 183</code></p></div> 184 185 <p><code>echo</code> 要素は単に変数の値を出力します。 186 CGI プログラムに利用可能な環境変数の全ての 187 セットを含む多くの標準変数があります。また、<code>set</code> 188 要素を用いることで、独自の変数を定義することができます。 189 </p> 190 191 <p>出力される日付の書式が好きではない場合、その書式を修正するために、 192 <code>config</code> 要素に <code>timefmt</code> 193 属性を使用することができます。</p> 194 195<div class="example"><p><code> 196 <!--#config timefmt="%A %B %d, %Y" --><br /> 197 Today is <!--#echo var="DATE_LOCAL" --> 198</code></p></div> 199 200 201<h3><a name="lastmodified" id="lastmodified">ファイルの変更日</a></h3> 202 203<div class="example"><p><code> 204 This document last modified <!--#flastmod file="index.html" --> 205</code></p></div> 206 207 <p>この要素も <code>timefmt</code> 208 フォーマットの設定に従います。</p> 209 210 211<h3><a name="cgi" id="cgi">CGI プログラムの結果を取り込む</a></h3> 212 213 <p>これは、全ての人のお気に入りである ``ヒットカウンタ'' のような 214 CGI プログラムの結果を出力する SSI 215 のより一般的な使用のうちの一つです。</p> 216 217<div class="example"><p><code> 218 <!--#include virtual="/cgi-bin/counter.pl" --> 219</code></p></div> 220 221 222</div><div class="top"><a href="#page-header"><img alt="top" src="/images/up.gif" /></a></div> 223<div class="section"> 224<h2><a name="additionalexamples" id="additionalexamples">追加の例</a></h2> 225 226 227 <p>以下は、SSI を使用して HTML 228 ドキュメントにおいてできることのいくつかの特別な例です。</p> 229 230<h3><a name="docmodified" id="docmodified">いつこのドキュメントは修正されたのか 231?</a></h3> 232 233 <p>先に、ドキュメントが最後に変更されたのはいつかを 234 ユーザに通知するために SSI を使用することができることを述べました。 235 しかしながら、実際の方法は、いくぶん問題のままにしておきました。 236 HTML ドキュメントに配置された次のコードは、ページにそのような 237 タイムスタンプを入れるでしょう。もちろん、上述のように、 238 SSI を正しく動作可能にしておく必要があります。</p> 239<div class="example"><p><code> 240 <!--#config timefmt="%A %B %d, %Y" --><br /> 241 This file last modified <!--#flastmod file="ssi.shtml" --> 242</code></p></div> 243 244 <p>もちろん、<code>ssi.shtml</code> 245 の部分を実際の当該ファイル名と置き換える必要があります。 246 もし、あらゆるファイルに張ることができる一般的なコードを探しているなら、 247 これは不便であるかもしれません。おそらくその場合は、 248 そうする代わりに変数 <code>LAST_MODIFIED</code> 249 を使用したいと考えるでしょう:</p> 250<div class="example"><p><code> 251 <!--#config timefmt="%D" --><br /> 252 This file last modified <!--#echo var="LAST_MODIFIED" --> 253</code></p></div> 254 255 <p><code>timefmt</code> 256 書式についてのより詳細については、お好みの検索サイトに行き、 257 <code>strftime</code> で検索してみてください。文法は同じです。</p> 258 259 260<h3><a name="standard-footer" id="standard-footer">標準のフッタを挿入する</a></h3> 261 262 263 <p>もし数ページを超えるページを持つサイトを管理しているならば、 264 全ページに対して変更を行なうことが本当に苦痛となり得ることが 265 分かるでしょう。全てのページに渡ってある種の標準的な外観を 266 維持しようとしているならば特にそうでしょう。</p> 267 268 <p>ヘッダやフッタ用の挿入用ファイルを使用することで、 269 このような更新にかかる負担を減らすことができます。 270 一つのフッタファイルを作成し、それを <code>include</code> 271 SSI コマンドで各ページに入れるだけで済みます。<code>include</code> 272 要素は、<code>file</code> 属性または <code>virtual</code> 273 属性のいずれかを使用してどのファイルを挿入するかを決めることができます。 274 <code>file</code> 属性は、<em>カレントディレクトリからの相対パスで示された 275 </em>ファイルパスです。 276 それは / で始まる絶対ファイルパスにはできず、また、そのパスの一部に ../ 277 を含むことができないことを意味します。<code>virtual</code> 278 属性は、おそらくより便利だと思いますが、提供するドキュメントからの相対 279 URL で指定すべきです。それは / で始めることができますが、 280 提供するファイルと同じサーバ上に存在しなくてはなりません。</p> 281<div class="example"><p><code> 282 <!--#include virtual="/footer.html" --> 283</code></p></div> 284 285 <p>私は最後の二つを組み合わせて、<code>LAST_MODIFIED</code> 286 ディレクティブをフッタファイルの中に置くことがよくあります。 287 SSI ディレクティブは、挿入用のファイルに含ませたり、 288 挿入ファイルのネストをしたりすることができます。すなわち、 289 挿入用のファイルは他のファイルを再帰的に挿入することができます。</p> 290 291 292</div><div class="top"><a href="#page-header"><img alt="top" src="/images/up.gif" /></a></div> 293<div class="section"> 294<h2><a name="config" id="config">他に何が設定できるのか ?</a></h2> 295 296 297 <p>時刻書式を <code>config</code> で設定できることに加えて、 298 更に二つ <code>config</code> で設定することができます。</p> 299 300 <p>通常、SSI ディレクティブで何かがうまくいかないときは、 301 次のメッセージが出力されます。</p> 302<div class="example"><p><code> 303 [an error occurred while processing this directive] 304</code></p></div> 305 306 <p>このメッセージを他のものにしたい場合、<code>config</code> 307 要素の <code>errmsg</code> 属性で変更することができます:</p> 308<div class="example"><p><code> 309 <!--#config errmsg="[It appears that you don't know how to use SSI]" --> 310</code></p></div> 311 312 <p>おそらく、エンドユーザはこのメッセージを決して見ることはありません。 313 なぜなら、そのサイトが生きた状態になる前に SSI ディレクティブに関する 314 全ての問題を解決しているはずだからです。(そうですよね?)</p> 315 316 <p>そして、<code>config</code> において <code>sizefmt</code> 317 属性を使用することで、 318 返されるファイルサイズの書式を設定することができます。 319 バイト数には <code>bytes</code> を、適当に Kb や Mb 320 に短縮させるには <code>abbrev</code> を指定することができます。</p> 321 </div><div class="top"><a href="#page-header"><img alt="top" src="/images/up.gif" /></a></div> 322<div class="section"> 323<h2><a name="exec" id="exec">コマンドの実行</a></h2> 324 325 326 <p>今後数ヶ月のうちに、小さな CGI プログラムと SSI 327 を使用する記事を出したいと考えています。ここではそれとは別に、 328 <code>exec</code> 要素によって行なうことができることを示します。 329 SSI にシェル (正確には <code>/bin/sh</code>。Win32 ならば DOS シェル) 330 を使用してコマンドを実行させることができます。 331 下記の例では、ディレクトリリスト出力を行ないます。</p> 332<div class="example"><p><code> 333 <pre><br /> 334 <!--#exec cmd="ls" --><br /> 335 </pre> 336</code></p></div> 337 338 <p>Windows 上では、</p> 339<div class="example"><p><code> 340 <pre><br /> 341 <!--#exec cmd="dir" --><br /> 342 </pre> 343</code></p></div> 344 345 <p>Windows 上では、このディレクティブによっていくつかの奇妙な 346 書式に気づくでしょう。なぜなら <code>dir</code> の出力が文字列 347 ``<<code>dir</code>>'' を含み、ブラウザを混乱させるからです。</p> 348 349 <p>この機能は非常に危険であり、どんなコードでも <code>exec</code> 350 タグに埋め込まれてしまえば実行することに注意してください。例えば 351 `` ゲストブック '' のように、もし、 352 ユーザがページの内容を編集できる状況にあるならば、 353 この機能を確実に抑制してください。<code>Options</code> 354 ディレクティブの <code>IncludesNOEXEC</code> 引数を指定することで、 355 SSI は許可するけれど <code>exec</code> 356 機能は許可しないようにすることができます。</p> 357 </div><div class="top"><a href="#page-header"><img alt="top" src="/images/up.gif" /></a></div> 358<div class="section"> 359<h2><a name="advanced" id="advanced">高度な SSI テクニック</a></h2> 360 361 362 <p>コンテンツを出力することに加え、Apache SSI は変数を設定し、 363 そして比較と条件分岐にその変数を使用できる機能を提供しています。 364 </p> 365 366<h3><a name="caveat" id="caveat">警告</a></h3> 367 368 <p>この記事で述べた大部分の機能は、Apache 1.2 369 以降を使用している場合のみ利用可能です。もちろん、もし Apache 1.2 370 以降を使用してない場合、直ちにアップグレードする必要があります。 371 さぁ、今それを行ないなさい。それまで待っています。</p> 372 373 374<h3><a name="variables" id="variables">変数を設定する</a></h3> 375 376 <p><code>set</code> ディレクティブを使用して、 377 後で使用するために変数を設定することができます。 378 これは後の説明で必要になるので、ここでそれについて述べています。 379 文法は以下のとおりです:</p> 380<div class="example"><p><code> 381 <!--#set var="name" value="Rich" --> 382</code></p></div> 383 384 <p>このように単純に文字どおりに設定することに加え、 385 <a href="/env.html">環境変数</a>や上記の変数 386 (例えば <code>LAST_MODIFIED</code> のような) 387 を含む他のあらゆる変数を値を設定するのに使用することができます。 388 変数名の前にドル記号 ($) を使用することで、 389 それがリテラル文字列ではなくて変数であることを示します。</p> 390<div class="example"><p><code> 391 <!--#set var="modified" value="$LAST_MODIFIED" --> 392</code></p></div> 393 394 <p>ドル記号 ($) を文字として変数の値に入れるには、 395 バックスラッシュによってドル記号をエスケープする必要があります。</p> 396<div class="example"><p><code> 397 <!--#set var="cost" value="\$100" --> 398</code></p></div> 399 400 <p>最後になりますが、長い文字列の中に変数を置きたい場合で、 401 変数名が他の文字とぶつかる可能性があり、 402 それらの文字について混乱してしまう場合、この混乱を取り除くため、 403 変数名を中括弧で囲むことができます 404 (これについての良い例を示すのは難しいのですが、 405 おそらく分かっていただけるでしょう)。 406 </p> 407<div class="example"><p><code> 408 <!--#set var="date" value="${DATE_LOCAL}_${DATE_GMT}" --> 409</code></p></div> 410 411 412<h3><a name="conditional" id="conditional">条件式</a></h3> 413 414 415 <p>さて、変数を持っていて、 416 それらの値を設定して比較することができるのですから、 417 条件を表すためにそれらを使用することができます。これにより 418 SSI はある種の小さなプログラミング言語になっています。 419 <code class="module"><a href="/mod/mod_include.html">mod_include</a></code> は条件を表現するために <code>if</code>, 420 <code>elif</code>, <code>else</code>, <code>endif</code> 421 構造を提供しています。これによって、 422 一つの実際のページから複数の論理ページを効果的に生成することができます。</p> 423 424 <p>条件構造は以下のとおりです:</p> 425<div class="example"><p><code> 426 <!--#if expr="test_condition" --><br /> 427 <!--#elif expr="test_condition" --><br /> 428 <!--#else --><br /> 429 <!--#endif --> 430</code></p></div> 431 432 <p><em>test_condition</em> 433 はあらゆる種類の論理的比較をすることができます。 434 値を比較したり、その値が ``真'' かどうかを評価します 435 (空でないなら与えられた文字列は真です)。 436 利用可能な比較演算子の全てのリストについては、 437 <code class="module"><a href="/mod/mod_include.html">mod_include</a></code> ドキュメンテーションを参照してください。 438 ここでは、この構造をどう使用するかの例をいくつか示します。</p> 439 440 <p>設定ファイルで次の行を記述します:</p> 441<div class="example"><p><code> 442 BrowserMatchNoCase macintosh Mac<br /> 443 BrowserMatchNoCase MSIE InternetExplorer 444</code></p></div> 445 446 <p>これはクライアントが Macintosh 447 上でインターネットエクスプローラが動いている場合、環境変数 448 ``Mac'' と ``InternetExplorer'' を真と設定します。</p> 449 450 <p>次に、SSI が可能になったドキュメントで以下を行ないます: 451 </p> 452<div class="example"><p><code> 453 <!--#if expr="${Mac} && ${InternetExplorer}" --><br /> 454 Apologetic text goes here<br /> 455 <!--#else --><br /> 456 Cool JavaScript code goes here<br /> 457 <!--#endif --> 458</code></p></div> 459 460 <p>Mac 上の IE に対して何か思うところがあるわけでありません。 461 他では実行できているいくつかの JavaScript を Mac 上の IE 462 で実行させるのに、先週数時間苦労したというだけのことです。 463 上の例はその暫定的な対処方法です。</p> 464 465 <p>他のどんな変数 (あなたが定義するもの、 466 または普通の環境変数のいずれか) も、条件文に使用することができます。 467 Apache は <code>SetEnvIf</code> ディレクティブや他の関連 468 ディレクティブを使用して環境変数を設定することができます。 469 この機能により、CGI 470 に頼ることなくかなり複雑な動的なことをさせることができます。</p> 471 472</div><div class="top"><a href="#page-header"><img alt="top" src="/images/up.gif" /></a></div> 473<div class="section"> 474<h2><a name="conclusion" id="conclusion">終わりに</a></h2> 475 476 <p>SSI は確かに CGI 477 や動的なウェブページを生成する他の技術に代わるものではありません。 478 しかし、たくさんの余分な作業をせずに、 479 少量の動的なコンテンツを加えるにはすぐれた方法です。</p> 480</div></div> 481<div class="bottomlang"> 482<p><span>翻訳済み言語: </span><a href="/en/howto/ssi.html" hreflang="en" rel="alternate" title="English"> en </a> | 483<a href="/ja/howto/ssi.html" title="Japanese"> ja </a> | 484<a href="/ko/howto/ssi.html" hreflang="ko" rel="alternate" title="Korean"> ko </a></p> 485</div><div class="top"><a href="#page-header"><img src="/images/up.gif" alt="top" /></a></div><div class="section"><h2><a id="comments_section" name="comments_section">コメント</a></h2><div class="warning"><strong>Notice:</strong><br />This is not a Q&A section. 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