1# etc.rd.ja - -*- mode: rd; coding: euc-jp; -*- created at: Fri Jul 14 00:47:15 JST 1995 2=begin 3 4= Etc(モジュール) 5 6実行しているOSからの情報を得るためのモジュール.クラスにインクルード 7して使うこともできる. 8 9== Module Function 10 11--- getlogin 12 13 自分のlogin名を返す.これが失敗した場合はgetpwuid()を用いると 14 良い. 15 16--- getpwnam(name) 17 18 /etc/passwdファイル(あるいはDBMファイルやNISデータベース)を検 19 索し,nameの名前を持つpasswdエントリを返す.戻り値はpasswd構造 20 体で以下のメンバを持つ. 21 22 struct passwd 23 name # ユーザ名(文字列) 24 passwd # パスワード(文字列) 25 uid # ユーザID(整数) 26 gid # グループID(整数) 27 gecos # gecosフィールド(文字列) 28 dir # ホームディレクトリ(文字列) 29 shell # ログインシェル(文字列) 30 # 以降のメンバはシステムによっては提供されない. 31 change # パスワード変更時間(整数) 32 quota # クォータ(整数) 33 age # エージ(整数) 34 class # ユーザアクセスクラス(文字列) 35 comment # コメント(文字列) 36 expire # アカウント有効期限(整数) 37 end 38 39 詳細はgetpwnam(3)を参照のこと. 40 41--- getpwuid([uid]) 42 43 uidをユーザIDとするpasswdエントリを返す.戻り値はgetpwnam()と 44 同様である.引数を省略した場合にはgetuid()の値を用いる.詳細は 45 getpwuid(3)を参照のこと. 46 47--- getgrgid(gid) 48 49 /etc/groupファイル(あるいは…getpwnam参照)を検索し,gidをグルー 50 プIDとするグループエントリを返す.戻り値はgroup構造体で以下の 51 メンバを持つ. 52 53 struct group 54 name # グループ名(文字列) 55 passwd # グループのパスワード(文字列) 56 gid # グループID(整数) 57 mem # グループメンバ名の配列 58 end 59 60 詳細はgetgrgid(3)を参照のこと. 61 62--- getgrnam(name) 63 64 nameという名前のグループエントリを返す.戻り値はgetgrgid()と同 65 様である.詳細はgetgrnam(3)を参照. 66 67--- group 68 69 全てのグループエントリを順にアクセスするためのイテレータ. 70 71--- passwd 72 73 全てのpasswdエントリを順にアクセスするためのイテレータ. 74 75=end 76